9/27に開催した「対話型イベントのつくり方講座」に引き続き、2回目の研修イベントを、10/18、10/20の2日間に渡って開催しました!「対話の場づくり講座」と銘打ち、場づくりメーカーとして活躍してらっしゃる山口覚さんをゲストにお招きしました。津屋崎を中心に、今まさに場づくりの第一線で活動している山口さんと一緒に、場づくりの基本について学びました。今回はその研修の様子をお届けします!
1日目(10/18):まずは顔合わせ
今回のイベントは、1日目を対面、2日目をオンラインという形で開催しました。2日目で濃い対話をするために、まずは実際に会って交流を深めましょうという山口さんのご提案のもと、西南大学のホールをお借りして、お互いのお顔を実際に見ながらご挨拶しました。
まずは椅子を持ち寄って輪になり、お互いの自己紹介からスタートしました。輪を広げてみたり、狭めてみたり、少人数グループになったり…。同じ円のスタイルでも物理的な距離によって、こんなにも話しやすさが変わるのかと驚きの連続でした。
後半では、対話の場をつくるための7つの心得の説明があり、1つ1つがどのような意味を持っているのかをみんなで考えました。机に少人数で集まり、広い紙に自由にメモをとりながらの対話は、どのチームもとても盛り上がっていました。どんなことを考え、どんなことをメモしたのかについて対話をし、まだまだ時間が足りない!となりながらも、1日目はここで終了となりました。
2日目(10/20):いよいよじっくり対話タイム
顔合わせが済んだ2日目はいよいよ本格的な対話タイムです。今回は場のまわし方に興味のある方が多くいらっしゃったので、ファシリテーションに重きをおいた研修となりました。グループに分かれてファシリテーターを決め、対話をした後にその方へフィードバックをするという流れを何度か繰り返しました。ファシリテーションなんて初めて!という方もいらっしゃいましたが、皆さんからのフィードバックをもらい、大きな学びとなったようでした。全員でのフィードバックをしながら「良いファシリテーションとはなんだろう?」ということについてじっくり考える2時間となりました。
研修が終わった後も、延長戦として多くの方に残っていただき、様々なテーマについて、とことん対話しつくしました。対話的な場のつくり方も、対話的な場での過ごし方も、学ぶことができた濃い2日間となりました。
最後に、皆さんからの感想を少しご紹介します。
・対話の定義を知れたこととファシリテーターの心得だけではなく実践もあり自分事化できたのでとてもよかったです。
・オンラインでの対話も楽しいと知れてよかったです。
・自分なりに対話もとい人間関係について違和感や疑問を感じ続けていたことに対する前向きな解釈となるシーンが多々あった。
また、今回の研修で生まれた問いとしては、
・対話が大事だってことは多くの人が感じているのに対話が出来ていないのはどうしてか。
・対話とは本質探求という解釈がありましたが、本質とは何かについて考えたいと思いました。
・普通に生きているなかで「対話」に触れるときってどんなときだろう?
といった声がありました。
今回の研修を通して様々な学びがあり、またそこから新たに問いも生まれました。
いよいよ11月から「ふくおか対話と学び学園祭」がスタートします。ここで生まれた学びや問いが、1ヶ月を経てどのように変化するのかが楽しみです。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!参加された方も、今回は都合が合わなかった方も、次はぜひ学園祭でお会いしましょう!